間取り図とは?間取り図について解説します

皆様が引っ越しを考えたり、家を建てたりする際に目にするのが間取り図。その不動産における情報が詰まっている重要な図面ですが、定義について詳しく把握していないという方は意外と多いと思います。 ここからは、間取り図とはどんなものなのかについて、詳しく解説したいと思います。

 目次
   1.間取り図ってどういうもの?
   2.間取り図記号について
   3.間取り図と平面図の違いとは?
   4.間取り図と建築図面の違いとは?
   5.間取り図ってどういうもの?まとめ
  


間取り図ってどういうもの?

間取り図とは建築図面とは違い、その部屋のレイアウトを表すための図面です。

部屋の種類(洋室、和室など)、配置、広さや向きなどをはじめ、ドアや窓の開閉方向や既存の設備の確認をすることができます。


建築図面の平面図が読めなくても間取り図からは、ある程度誰でも部屋をイメージできるようになっています。


賃貸や住宅などを探す際に最もわかりやすく部屋をイメージしてもらうための図が、間取り図です。


間取り図記号について

ここからはより間取り図から部屋の情報を読み取れるように、間取り図記号の紹介をします。

*帖(じょう)・・・・・昔は和室でしたので畳(たたみ)という漢字を使って1畳、2畳と表現していましたが、現在は洋室がほとんどです。

                          なので帖という漢字が使用されるようになりました。

                          ちなみに1帖(畳)は畳1枚分の大きさで、縦182cm横91cmの広さを表します。180cm×90cmと覚えれば覚えやすいですね。

                          ただ気を付けなければいけないのが、6帖なのに想像してたより狭いことがあるということです。

                          なぜなら部屋の広さを壁の中心から計測する場合と、壁の内側から計測する場合があるからです。

                          なので広さはあくまで目安にして、実際に物件を見に行くことをお勧めします♪


残りはざっと表で紹介します。

 LDK リビング(居間)、ダイニング(食事室)、キッチン(台所)が一体化した空間。
 DK ダイニングとキッチンが一体化した空間。
 K キッチン
 R ワンルーム、キッチンが仕切られていない、玄関と居室が一体化した空間。
S /SR サービスルーム、居室の要件を満たさない空間。納戸やDEN(書斎)とも呼ばれる。     


設備などの間取り図記号


 UB  ユニットバス。洗面台・浴室が一体もしくは洗面台・浴室・トイレが一体
 DEN  書斎、趣味を楽しむ小部屋。≒サービスルーム、納戸
 Sto  倉庫、貯蔵庫、納戸。居室の要件を満たしていない空間。
 CL  クローゼット。収納スペース。
 WIC  ウォークインクローゼット。歩ける広さのある、衣類の大型収納スペース。
 WTC  ウォークスルークローゼット。衣類の大型収納のうち、出入口が2箇所あり通り抜けできるタイプ。
 SB  シューズボックス。下駄箱。
 SIC  シューズインクローゼット。土足で出入りできる靴の収納で、衣類の収納または物置としても使われる。
 RF  ロフト。部屋の一部を2層にした空間の上部スペース。
 WC/T  トイレ。
 DR  ドレッシングルーム。化粧台を置くスペース。
 R  冷蔵庫置き場。
 W  洗濯機置き場。
 PS  パイプスペース。給水管や排水管が通っているスペース。
 MB  メーターボックス。電気やガス、水道のメーターが納められているスペース。
 DS  ダクトスペース。換気や空調のためのダクト(管)を配管するためのスペース。


こうしてみるとかなり数がありますが、これらを知っておけば間取り図の見方に困ることはないと思います。是非参考にしてみてください。


間取り図と平面図の違いとは?


間取り図とよく似た図面に、平面図というものがあります。


これらは同じようなものとして認識されることも多いですが、実際は似て非なるものであるため、混同しないように注意しましょう。


間取り図と平面図の大きな違いとしては、まず寸法の正確性が挙げられます。


平面図は、各階の床面から一定(1.5m程度)の高さの水平断面を図面化したものであり、正確な縮尺で作成されます。また、図面を見ることで、寸法的な整合性が取れているかをチェックすることも可能です。

一方、間取り図の主な作成目的は、“どの部屋がどこにあるのか”といういわゆるゾーニングを表すことです。 よって、線が記載されている場合はあるものの、それほど寸法は重視されていません。


 間取り図と平面図の違いとしては、サイズも挙げられます。


平面図は正確な縮尺で作成されるため、ある程度サイズもこだわる必要があります。設計事務所の実施図面の場合、1/50のサイズで描かれるのが一般的ですが、工務店もしくはハウスメーカーは、1/100のサイズで作成するケースが多いです。

一方、間取り図は、文字通り部屋の間取り、つまりレイアウトを記載した図面です。そのため、部屋の広さやレイアウトさえ確認できるものであれば、サイズにこだわって作成する必要はありません。


間取り図と建築図面の違いとは?

間取り図と混同しやすい不動産関連の図面は、平面図だけではありません。建築図面も、同じような認識を持っている方が非常に多いです。


間取り図と建築図面とでは、作成の自由度が大きく異なります。


建築図面は、不動産の工事や建築を行う職人が使用する図面であり、設計士がCADを用いて作成するものです。

つまり、技術的な図面であるものの、作成できる人物は限定されているということになります。

一方、間取り図は、専門業者や不動産会社が専用ソフト、あるいはイラストレーターを用いて作成します。

そのため、会社によって作成者も違えば、出力方法や縮尺もまったく違います。

言い換えれば、それだけ自由度が高いということになります。


間取り図と建築図面には、種類の多さにも違いがあります。


建築図面は、非常に種類が豊富です。

例えば、電気の配線図のみを記したものは“電気図面”と呼ばれ、他にも照明だけを記した“照明設計図”や、家具の高さなどが記された“展開図”などが存在します。

建築会社等の職人は、自社の仕事ごとに必要な建築図面が割り振られ、それを基に施工していきます。

一方、一般的に間取り図と呼ばれるものは、部屋の間取りや設備に関する情報をまとめたものしかありません。

細かいデザインの違いはあるものの、どれも1つの大きな括りに該当します。


間取り図ってどういうもの?まとめ

いかがだったでしょうか?1度は目にしたことがある間取り図ですが、詳しく分かればまた見方も変わるのではないでしょうか。


皆様のより良い住まいを見つけるために、少しでもお役に立てていれば光栄です。

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